環境汚染賠償責任保険
(引受保険会社:AIG損害保険株式会社の場合)
補償概要
大気汚染、水質汚濁、土壌汚染などの環境汚染事故を発生させてしまった場合に、それらに起因する他人の身体の障害または他人の財物の損壊等について、損害賠償金、行政の命令等による汚染浄化費用、争訟費用等を補償します。
- 突発性の環境汚染事故(*1)だけでなく、徐々に拡大した環境汚染事故(*2) も対象です。
(*1) 想定例
自社工場の地上タンクが爆発。タンク内の有害物質が原因で隣接工場の従業員に健康被害が発生したほか、工場の建物等を汚損し、損害賠償請求を受けた。
(*2) 想定例
自社工場の排水処理設備から環境基準値を超過した汚染物質が徐々に流出し、汚染浄化費用を負担することになった。さらに、下流にある上水道施設は取水停止せざるを得ず、その営業損失について損害賠償請求を受けた。
一般的な賠償責任保険との違い
■環境汚染賠償責任保険


(*3) 想定例
被保険者の工場の排水処理設備から河川に汚染物質が流出した。第三者がその河川の水を工業用水や農業用水として使用していたが汚染によって使用できなくなったため、その営業損失について損害賠償請求を受けた。
■一般的な賠償責任保険(*4)


(*4) 施設所有(管理)者賠償責任保険など
洪水・高潮による環境汚染補償特約(*5)
本特約をセットした場合、洪水および高潮によって生じた環境汚染に起因する、他人の身体障害または財物損壊等についての損害賠償金や争訟費用も、補償の対象となります。本特約では、行政からの命令等の有無を問わず、汚染浄化費用も補償対象です。

(*5) ハザードマップにおける保険対象施設所在地の浸水深が一定以上の場合は、本特約のセットはできません。
想定例
豪雨によって近隣の河川の堤防が決壊し、大量の水が工場に流入した結果、地上タンクが損壊。タンク内の有害物質が工場の敷地外に流出し、汚染浄化費用と損害賠償金を支払うことになった。
銀泉の強み
弊社では、様々な賠償責任保険を取り扱ってきた実績から、お客さまのニーズに合ったご提案をさせていただきます。
※上記は、環境汚染賠償責任保険の一般的な説明です。詳細は保険会社各社のパンフレット、約款等をご参照ください。
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